私は今、魔塔に来ている。
そう。
ひとたび登れば睡魔との戦いは必至の
皆から忌み嫌われたコンテンツ。
その『不思議の魔塔』だ。
とはいえ、私は世間一般に布教されているほど
魔塔は嫌いではない。
(一時期レアアクセを求めて周回していた)
かといって、
今は、自主的に報酬目当てで
毎月せっせと通い詰めるほど
熱狂的な信者でもない。
ではなぜ魔塔の地に立っているのかというと・・・?
それは数日前にさかのぼる。
ナルさん。
先日のオガ男ロックフェスで知り合った
イケてるオーガの♂。
そのナルさんが
こんなことをつぶやいていたのだ。
魔塔か~~
たしかにめんどくさいけどみんなで登れば
(きっと)楽しいだろうなぁ~
・・・いや、絶対楽しいに違いない!
参加だ!!!
ほぼ初対面ではあるが
ひるまず即座に魔塔探検隊の一員に立候補。
不人気コンテンツなので
2,3人集まれば万々歳かなぁ?
と思っていたが、
まさかの最終人数は6人という
そこそこ多い人数が集まる。
・・・恐るべしイケメンオーガの集客力。
だが、6人という数字は
微妙に割り切れない残念な数字
(5人とかになるよりはマシだが)だったので
3人×3人に分かれて
2週することに。
https://t.co/6XVzptyr1P
— 加納正顕 (@Kanoh_Masaaki) November 1, 2019
チーム分けこのサイトでとりあえず2周ぶんやってみました。左から1回目・2回目。 pic.twitter.com/6D6VNJs5NY
睡魔の魔塔を2週である。
~~~~~~~~~~
11月1日の金曜日。
待ち合わせに
珍しく遅刻しないで参加する私。
時刻通り人数がそろったので
早速ナルさんが振り分けたパーティ編成に。
↑記念に入り口でパシャリ。
そこで私が発した何気ない一言。
特に深い意味はなく、
これから始まるファッションショーを隠喩
(この場合は揶揄・・・?)
したのだが
すかさずエンターテイメント性を発揮するオガ男は
流石というべきか・・・
こうして唐突に始まる魔塔ドレア選手権。
それぞれの思いを胸に
クソださいファッションにはなりたくないと願いながら
魔塔へ突入する一行。
1週目のパートナーは
エルフのノアさんとオーガのゆんゆさん。
なのだが、このノアさん
どこかで会ったことがあるような・・・?
そうだ!
ダンディオガ男集会にいた
ちっちゃいエル子さんだ!!!
↑初対面なのにめちゃくちゃ失言する私。
そしてゆんゆさんもイベントで見かけたことがある気がする。
なんだなんだ
みんなオーガ好きで集まった同志じゃないか。
そう思うと途端に親近感がわくものである。
心なしかみんなの鼻息も荒い。
だが、一番鼻息が荒かったのは
まぎれもなくゆんゆさんだった。
なんと、
道具屋の前でいきなり脱ぎ始めたのである!!
↑ちょっとやそっとじゃ動揺しない私もこれには呆然・・・
こ、これは破廉恥だ・・・
だが理にかなってもいる。
貴重なMP回復アイテムの資金源にもなるし、
なにより
今回の趣旨は自力で入手した装備でのドレアコンテストなのだ。
むしろ1Fで裸なのは正装と言えるのだろう。
私とノアさんもゆんゆさんに続き
全裸に。
秋も終わりかけた10月末の夜。
この格好は見ているだけで寒い!
はやく服を着せてあげなければ・・・
そう思い、いざダンジョンの扉を開ける。
それにしても
やっぱりオーガは肉感的だなぁ~~~。
エルフとは大違い。
何がとは言わないが。
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ダンジョン内では1Fごとに
先頭をローテーションで担当し
敵にどう当たるかやルートをどうするか等は
すべてそのフロアの先頭にゆだねるという方針に。
私→ノアさん→ゆんゆさん
の順番で先頭を担当したのだが
私:階段へ最短距離で向かい、途中の敵は倒す
ノアさん:フロアをくまなく回り、全ての敵を倒す
ゆんゆさん:一切敵は倒さず、宝箱もスルーしがち
という
見事なまでにわかれたプレイスタイル。
案外、バランスの取れた戦闘回数のなので
サクサク進行はしていく。
気になるドレスアップ具合はというと
ゆんゆさんが結構サマになっていて
私とノアさんはちょっとした変質者みたいになっている模様。
・・・だったが、私は早々にタイツを手に入れ
変質者からの脱却に成功する。
残るノアさんは乳バンドのままである。
2F、3Fと攻略を進めるが
一向にノアさんのからだ上だけが出ないのである。
ま、まぁ序盤でもあるので
多少の偏りはしょうがない!
装備が出ないまま最初のボス部屋までたどり着いたので
いざ戦闘へ突入。
が瞬殺。
3人が操作しているということに加え
私は魔塔を攻略特化装備にしていたので
2ターン目にビッグバンを打てるようにしていたのだ!
(ドヤッ)
これにより、1分未満で討伐に成功。
ぶっちゃけ
戦闘前の写真撮影やチャットのほうが
5倍くらい時間を使っている。
こうしてゆっくりマイペースに
5Fにたどり着くことに成功。
5F区切りの休憩所で他のパーティと合流できる
とのことだったので
「あ~先行していたもう一組のパーティ待たせちゃってるかなぁ」
なんて会話を口々にしていたのだが
誰もいない。
恐らく、
マイペースすぎる私たちにしびれを切らしたのだろう。
(本当にめちゃくちゃ時間がかかっていたので私でもそうしますww)
私たちも、特に長居をする必要はなかったので
次に進むことに。
6F、7F、8F・・・
と順調に進んでいくが
ノアさんの服だけは全然順調ではなく
いまだに乳バンドで戦闘に臨んでいた。
きっと魔塔の神様は
ノアさんの格好を眺めながらニヤニヤしている
エロジジイなのだろう・・・
↑僧侶のホロナちゃんもなんだか悲しげにこちらを見ている・・・
実は、道中でゆんゆさんが
封印のカギを入手していたので
ボス戦前にノアさんも服を手に入れるチャンスが。
がちゃり。
・・・結果。
エロジジイの策略により入手ならず。
正直なところ
ブログの展開的にはかなりオイシイ。
9Fのボス前時点でも
ノアさんの服が出ることはなく
戦闘へ突入。
からの瞬殺!!
安定の流れである。
このあと、休憩所を経由して
どんどん先へと進んでいく一行。
進めど進めど
ノアさんの服が出る気配はない。
・・・のだが、ドレア的には意外と整っている。
一方でゆんゆさんはクソださい!!
「もう一生服は着なくていいや・・・」
と、あきらめながら迎えた12F
ついにこの瞬間が訪れる。
ノアさんがついに服の入手に成功!!
落としてくれたのはこのフロアのボスである
ワイトキング。
・・・ノアにのろい??
の、呪いをかけていた
エロジジイはワイトキングだった・・・?
みなさんも魔塔に登ったらコイツには要注意です。
ともあれ、
やっと念願の服を手に入れたノアさん。
しかもオシャレ。
途中から服が出るかなチャレンジとなっていたが
今回はドレア選手権である。お忘れなく。
俄然、服を着ていてもダサいのはゆんゆさん。
赤と緑のコントラストが致命的にダサい。
これは、おしゃれさ錬金をつけてもカバーできないほどである。
恒例の写真撮影とチャットタイムを終え、
ボス戦へ突入。
ここあたりのボスからなかなか手ごわくなってくるのだが
私たちの敵ではなかった。
もはや、30秒を切る勢いで討伐を完了する。
こうして魔塔も残るは5フロアとなり
ラストスパートとなる。
その後も危なげなく
進んでいく一行。
相変わらず
戦闘よりもチャット時間のほうが長いのはご愛嬌だ。
はぐれメタルを血眼で追い掛け回したり
ダサい子には人権がないと
ホロナちゃんから無言の圧力をかけられたりもした。
そして到達した19F。
最後のボスフロアである。
この時点でのドレア状況はこのようなかんじ。
ノアさんがなかなかかっこよく
私は無難よりのダサさ。
ゆんゆさんは序盤から変わりなく
クリスマスツリーのような風貌だ。
なんだかかわいそうだったので
二人でイルミネーションをしてあげることに・・・
↑シーズンを先取りしすぎている感が満載である。
こうしてワイワイ楽しんだ後、
最後のボス戦へ。
からの
瞬殺!
魔塔名物のヒッポルコであろうとも
やはり戦闘よりもチャットのほうが長いのであった。
ともあれ長きにわたる旅路はここで終了。
総時間、実に1時間半。
やっとたどり着いた20F。
読者の皆さんは忘れているかもしれないが
先行組をまたせっきりである。
と思ったのだが
いない。
おそらく外にいるだろう
とのことだったが
最後に、マイペースながら記念撮影。
そして1Fまで戻る。
だが、誰もいない。
あちらのパーティーに確認を取ってみると
道中の敵に苦戦しているとのことだった。
少しの待ち時間が出来たので
あらためて二人のドレアを確認してみると
さっきのダサさがウソのようなかわいさだった。
かなり道中盛り上がったが
私たちはみんな初対面である。
せっかくなのでフレンドを申請させていただく。
↑本当に初対面とは思えないくらい盛り上がりました。
あらためてよろしくお願いします!
こうして、新しい友達ができ
長い長い魔塔の1週目も終わりを告げた。
・・・だがこのあと2週目が待ち受けているということもお忘れなく!
はたして2週目のドレスアップはどのようになるのか!?
ヤハサンの運命やいかに!!
次回も乞うご期待である。