おはようございます！
昨日はほぼ1日
知り合いの仕事を手伝っていたきむりんです。
ＡＤのヘルプでお世話になり、
久しぶりにスタジオで収録だったのですが
なんか色々忘れてて大変でした(笑)
ドラクエはちょこっと
夜にバトルトリニティをやったくらいでした。
↑5戦中3回1位で
またもや他チームに貢献してしまった・・・
（勝てるのはいいこと）
今回は、
テレビ業界を目指す人へ
どんなかんじの雰囲気なのか
簡単に教えたいと思います！
さらっと当たり前のように
ドラクエブログじゃない宣言
していて恐縮ですが
書くことがないので・・・
これから新社会人になる人へ
こういう道もあるんだと
ちょっとでも参考になればと思い
お伝えしていきます！
（目指す人少ないと思いますけど。）
まず番組を作るにあたって
ざっと制作側の役職を分けると
・ディレクター
・プロデューサー
・機材屋（カメラマンや音声、照明など）
・編集屋（映像効果や音声調整など）
になります。
この記事では
ディレクターについて
紹介したいと思います。
（プロデュサーについても
気が向いたら書こうかな・・・）
ディレクターは
収録現場で指示を出したり
映像の編集を行う
制作現場では中心のような存在です。
さらに細分化すると
ディレクターになる前に大体の人が経験する
ＡＤ（アシスタントディレクター）や
スタジオでの仕事が主になる
ＦＤ（フロアディレクター）
というのもいます。
どうやれば仕事につけるかというと、
大きく分けて3パターンあり
「テレビ局へ入社する方法」、
「制作会社へ入社する方法」と
「派遣会社へ入社する方法」があります。
テレビ局は倍率が高いですが
給料が多いところが多く、
局のＡＤが制作会社のディレクターより
立場が上というのもあったりします。（闇）
制作会社と派遣会社は
人手が足りていないので
それなりに受ければ簡単に入れると思います。
制作会社は、
派遣に比べて給料がややいい
というメリットがあります。
ですが、仕事がきついので
ＡＤも入れ替わりが激しく、
たまに担当外の番組を掛け持ちさせられたり
手伝いに行かされることもあります。
一方、派遣会社は
給料は控えめですが
基本的に派遣先の契約内容通りの仕事をするので
掛け持ちやヘルプの心配が低いです。
（０％とは言わないです。）
また、
もし現場の空気が合わなかったら
派遣元に言って現場を変えてもらうことも
出来なくはないのでメリットになりえます。
◎ＡＤの仕事内容や特徴
ＡＤは、いわば何でも屋で
備品の買い出しとか弁当の発注など、
雑務が大半です。
制作っぽい仕事は
情報のリサーチ（下調べ）や
スケジュール管理とかだと思います。
（ロケだとホテルの手配とかも。）
良くも悪くも最低限は
言われたことをやればいいですし
スキルも必要ありません。
しいて言うなら
忍耐力が求められます。
私は何度か話している通り
ＡＤのときに
46連勤して半休後に
38連勤したことがあります。
（しかも半休は免許更新っていう・・・）
もっと言うと、
収録の週やオンエアの直前になると
会社に泊まることもザラでしたし
帰れるとしても終電（24時）とか
そんなかんじでした。
（21時に終わると早く終わったなーって感じられて
頭バグってました。）
さらに、
会社によって違いますが
それだけ働いても給料は20万程で
割に合いません。
（残業代もつかないことが多いです。）
ですが、
ディレクターになれば
だいたいの場合
ＡＤの2倍くらいは
もらえます(笑)
（新米でも年収500万前後くらいかな？
局だと1000万も。）
とりあえずまとめると
ＡＤは使い走り何でも屋という
認識でいればいいと思います。
◎ＦＤの仕事内容や特徴
ＦＤはどんな役割かというと
スタジオの収録を円滑にする係です。
具体的にいくつか挙げると
・収録の進行管理
（カンペやジェスチャーなどで
演者さんに指示したりもする）
・インカム（無線機）を使って現在の収録状況を
スタッフに伝える
・スタジオによってはカメラ操作
などが挙げられます。
上記の通り、
収録を円滑にしなければならないので
毎回、収録台本や差し込みのＶＴＲなどを
熟知する必要や、
イレギュラー時の適応力が必要なので
（特に生放送。）
なかなか大変な役でもあります。
このＦＤですが、
必ずその役職がいるというわけではなく、
ＡＤがＦＤをやる場合もありますし
ディレクターがＦＤをやる場合もあります。
なので
専属のＦＤは少ないというのが現状です。
◎ディレクターとは
ディレクターは、前述しましたが
収録現場の指示や映像の編集、
企画の発案や（ドラマの場合）演技指導など
制作の核となる中心の役割です。
（ドラマはあまり関わったことがないので割愛します。）
ほとんどの場合
ＡＤの経験を積んで
ディレクターになる形ですが、
色々な知識やセンスも必要となるので
10年ＡＤを続けても
ディレクターになれない
なんてこともあったりします。
あとは、
これをやったら
ディレクターに昇進できる
というのがないので
あいまいです。
・・・このあたりはかかわった
番組や会社も関係してきますが。
余談ですが、
会社によってＡＤという肩書が
ないところもあり
入社1年目からディレクターで
仕事をするという現場もあります。
（ＮＨＫとか有名ですね。）
ディレクターで難しいのは
人にもよると思いますが
コミュニケーション能力と編集作業だと思います。
まずコミュニケーション能力ですが、
ディレクターは具体的に伝える能力が
かなり重要です。
たとえばカメラマンに
「リンゴの迫力のある画がほしい」
と注文しても
受け手からすれば想像がつかないと思います。
なので
「リンゴをパンダウンからヨリの画がほしい」
※カメラワークを上から下にしてズームしてほしい
など、しっかり伝える必要があります。
次に編集作業ですが、
単純にかなり時間がかかるというのと
センスが求められるというのが
難しいポイントに挙げられます。
1日かけて収録したもの
（スタジオ収録だと2時間程度、
ロケだと4～5時間のもの）を
30分や1時間にまとめたりしなければいけないので
かなり大変です。
編集をするときは、
わかりやすいように
起承転結を組み立てるのですが、
色々制約があるので
それどころじゃありません。
（私のブログも結が結構適当です。）
あとはセンスですが、
自分が面白いと思ったものを
どうやって表現するかという
精神論をかじったものになります。
そもそも、
自分が面白いと思ったものが
みんな面白いと感じるとは
限らないので
そのあたりは努力では補えない
難しいところでもあります。
◎最後に
ここまで書くと
大変さばかりが目立つので
あまり魅力を感じないかもしれませんが、
他の職業と違って
普段はできない体験ができる
というのと
形に残るものを作れる
というのが大きなメリットだと思います。
私はいままで
43都道府県を回って
色々取材したり、
海外に行って現地下宿したり(笑)
そういう体験もできました。
あとは、
いまだと珍しさは感じませんが
テレビに映っている芸能人と
お仕事を一緒にすることもできます。
今まで経験したものが
かなりの自信につながっているので
大変ではありましたが
私にとってはプラスのほうが大きいです。
もしみなさんも興味があったら
テレビ業界の門を叩いてみてはいかがですか？
・・・私は一切の責任を
負いませんが
